October 26, 2007

緑のオーナー制度って??

 木材市場の低迷で出資者の9割以上が元本割れとなっている「緑のオーナー」問題で、林野庁は26日、損失補填(ほてん)を行わないことを正式に発表し、契約林の伐採までの期間をさらに10~20年延長するよう出資者に促していく方針を明らかにした。
 樹木の成長を待って出資者の損失圧縮を試みる苦肉の策。契約延長は各森林の出資者全員の同意が必須なため、同意しない出資者には持ち分の権利を国が時価で買い取ることを新たに決めたが、同意した人にはその価格を公表しないという。将来に火種を残して問題を先送りする対策に批判が高まりそうだ。
 
林野庁は「そもそもが国民参加の森作り事業。満期時に時価で販売することは契約書に書いてある。当時の担当者約250人に聞き取りしたが、元本保証など不適切な勧誘もなかった」と結論づけた。出資者には改めてはがきで制度を説明するが、説明会などは開かないという。
 同庁によると、今後約30年間に順次満期を迎える国有林は約4200カ所。50~60年生の木をさらに20年育てると25%程度大きくなるという。

 ニュース見ていて思ったんだが、これって国が胴元の「マルチ紛い商法」じゃないのかな?国が詐欺紛いのことやっていたのでは、国民は一体何を信じればよいのやら。

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赤福事件

 小さい頃、私や姉にとって赤福餅はちょっとしたご馳走だった。両親が仕事などで大阪市街地に出るたびに、赤福餅をお土産に買ってくれたものだ。甘すぎずあっさりしたこしあんの乗った餅が大変美味しかった記憶がある。好きだったのになぁ…。大学に入って私自身が大阪に出る機会が増えた時は、時々自分で買って食べていた。阪急・阪神に仮設店舗があった(今はない)ので、そこに立ち寄ったものだった。それだけに最近報道されている偽装ニュースはとても悲しいし寂しい。他の偽装事件なら「またか」で済むが、赤福がそうだったと聞いたときは正直落胆した。それほどに、赤福餅は関西の名物だったのだし、私個人にとっても懐かしい味だった。

赤福三重県伊勢市)の製造日偽装問題で、同社が店頭で売れ残った「赤福餅(もち)」を回収し、餡(あん)と餅を分離するなどして再利用していたことが18日、農水省の調べで分かった。製造日表示のJAS法違反に加え、消費期限に関する食品衛生法違反の疑いも強まり、同省は19日、同社本社など3カ所に各地保健所と合同で立ち入り検査に入る。
 
農水省によると、赤福は前回の立ち入り検査に対し、「商品の再利用は行っていない」と説明していたが、農水省の質問に18日夜、文書で回答し、再利用を認めたという。
 同社は
赤福餅などを自社で配送。小売店やパーキングエリアの売店、キオスクなどに並べていたが、売れ残ると商品を回収し、本社、大阪、名古屋の工場で冷凍したり、餡と餅を分離したりして再利用していた。社内ではこうした再利用を「むき餡、むき餅」と呼んでいたという。(ネットニュースからの引用)

 再建は難しいだろう。最悪このまま消えてしまうかもしれない。しかし、もし営業再開できるようなことがあったら初心に戻って営業して欲しいと思う。

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June 17, 2007

飲酒運転は殺人と同じでいい!

 日本社会はどうも酒飲みに対して甘すぎるような気がしてならない。それは日本を動かしている大人たち自身に酒飲みが多いからだろう。私は酒はほとんど飲めない(乾杯が精一杯)。

福岡市東区で昨年8月、RV車が追突され海中に転落、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死傷罪などに問われた元市職員、今林大被告(22)の初公判が12日、福岡地裁で開かれた。今林被告は「アルコールの影響で正常な運転が困難なほど飲酒していませんでした」などと述べ、同罪を否認した。
 今林被告は事故前に自宅や焼き鳥店、スナックでビールや焼酎などを飲酒。事故後は現場から逃走し、友人に持ってこさせた水を飲んでから、約40分後に名乗り出た。検査で被告からは呼気1リットル当たり0.25ミリグラムのアルコールが検出され、「酒気帯び」とされた。
 しかし、検察側は再現実験や運転時の様子などから「泥酔していた」と主張する方針。一方、弁護側は検査時の数値を基に「微酔だった」と主張。衝突直前の車の速度についても、検察側が時速100キロ、弁護側が85~90キロと食い違っている。
 公判は今後2週間に1回のペースで開かれる。

 京都府向日市で昨年11月に集団下校の列に車が突っ込み、児童2人が重傷を負った事故で、危険運転傷害の罪に問われた元ガラス店経営弓出秀夫被告(66)の判決が15日、京都地裁であり、柴田厚司裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。
 柴田裁判官は、弓出被告が競輪場で焼酎をのみ、相当酔っていることを認識しながら帰宅するために運転し、途中で民家の塀などに衝突しても飲酒の発覚を恐れて運転を続けた経緯について「身勝手で短絡的な動機に酌量の余地はない」と指摘した。さらに今回の事故以前にも繰り返し飲酒運転していたことに触れて「刑事責任は重い」と述べた。
 一方、「経営していたガラス店を閉め、店舗兼自宅を売却して200万円を被害弁済に充てた」などと執行猶予を付けた理由を述べた。
 判決によると、弓出被告は昨年11月20日夕、向日市寺戸町の府道で軽トラックを飲酒運転し、下校中の小学2年の男子児童2人をはね、足や頭などにそれぞれ2カ月の重傷を負わせた。

(いずれもネットニュースから引用)

 私は酒飲みは嫌いだ。飲酒運転を平気でするような輩には憎しみさえ覚える。

 飲酒運転する輩はほぼ例外なく「自分は大丈夫」「事故るほど飲んでいない」と言うものだ。それがたとえ意識もはっきりしないような泥酔状態であってもだ。自動車は(特に田舎は)日常生活にはなくてはならない足だ。しかしよく考えてほしい。自動車それ自体は1tを軽くこえる巨大な金属の塊なのだ。それに人間が激突されて無事でいられるわけがないのだ。酒を飲んでハンドルを握るということは、もうそれだけで凶器を街中に持ち込んだのとおなじこと。人を殺めるかもしれないという「故意」があると見なさなければならないだろう。

 私とて法律を勉強している身。殺人罪や危険運転罪のような重い罪の故意を証明するのが難しいことは承知している。しかし酒を飲めばただでさえ理性は後退し判断能力は落ちる。酒を飲んでハンドルを握った時点で殺人未遂と同視してよいほど、更に言えば安全装置を外した拳銃を持って人ごみの中に入るのと同じくらいに、飲酒運転は非常に悪質なのだ。

「飲酒しても運転に影響が無い」というのは妄想に過ぎない。「お酒を飲んだのは認めるけど正常な運転が出来ないほど飲んでない」?・・・飲酒運転常習犯だったうちの父の口癖と同じこと言ってる。私は父(泥酔)の運転する車にひき逃げされかけたことがある。

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October 09, 2006

核の脅威

北朝鮮がついに今朝、核実験を強行したらしい。今日のTVはそればかり報道していた。

多分やるだろうなと思っていたが、やはりやってしまったようだ。狂っている。

父「とうとう核実験を強行してしまったねぇ」

私「本当にどうなっちゃうんだろうねぇ。まさか戦争にはならないとおもうけど」

母「何だか物騒になってきたもんねぇ」

父「もし戦争になってもウチは娘しかおらんからまず大丈夫かな?赤紙が来ないやろ」

私「現時点では日本も志願制(自衛隊)だけど、未来の戦争は女性も徴兵されるかもよ。誰だったか忘れたけど政治家の一人が女性も兵隊になればいいなんてコメント出したって」

父・母「マジ?!」

母「嘘やろ?信じられない。誰やその阿呆は?もしあんた達(姉と私)を兵隊に取られるなんてことがあったら私らが戦場に行くわ。なぁお父さん」

父「…!!(冷や汗)…そ、そうやな。娘2人の命より大事なものはあれへんからな」

 実は私は、小学生時代に広島・長崎を中心に平和教育を叩き込まれたことがある。当時の担任が所謂左寄りの考え方をもっていた人で、自由時間のほとんどが平和教育だったという小学生にしては些か苛酷な体験だった訳だが、何だか最近の世界情勢が開戦前の日本に近づいてきているような気がするのは気のせいだろうか?

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October 18, 2005

靖国神社について

私は関西在住であるが、以前靖国神社に行った事がある。どんな神社なのかと好奇心から参拝したのだが、何の変哲もない普通の小さな神社だったという印象を受けた。あれなら私の遠縁が宮司をやっている実家近所の小さな神社と変わらないなぁ…と不謹慎な事を考えていた記憶がある。

その一見平凡な神社がアジアの爆弾になっているのは、それが戦争問題とリンクしているからに他ならない。

昨日(10/17)小泉首相が靖国神社に参拝した。正直、何故あそこまで大騒ぎになるのか?と思った。靖国神社は言うまでもなく特別な神社ではない。正月には初詣客でごった返す普通の神社だ。そんな神社に誰が参拝しても別に構わないのではないか?確かに靖国参拝を政治的に利用したり、首相が公金で公式参拝するのは憲法上問題があるが。

報道を見る限り、小泉首相は私的かつ略式の参拝形式を採っていたらしい。個人的にはそれもどうかと思うが、首相は彼自身が取りうる最大限の譲歩をしたんだろうなと、庶民の私が思える程度には気を使っているようだ。何に気を使っているかというのは、勿論アジア諸国との外交関係だ。

ただ私は「小泉首相は強気だな」と思った。選挙で圧勝して、郵政民営化法案も通ってまさに恐いものナシという感じがする。

靖国神社に祭られているのは日本のために命を落とした英霊(太平洋戦争に限らない)と聞く。そんな神社に日本の最高責任者が(外交的配慮などの理由から)敬意を表さない…そちらの方がむしろ問題だと思うのだがどうだろう?

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August 12, 2005

日航機墜落事故から20年

今日は日航機事故から丁度20年目ということで、TV各局で追悼番組が流れていた。

私「20年前か・・・」

母「その時は大騒ぎだったのよ」

私「ふーん」

母「お父さんがあの飛行機にのる予定やってん。アンタ生まれる前にお父さんと死に別れるところだったんやで!」

私「えっ!!!…マジ?」

母の話では20年前、出張で東京に旅行していた父は羽田発大阪行きの日航ジャンボ機のチケットを買っていたらしい。ところが搭乗手続き直前になって急に仕事関係の飲み会の予定が入って飛行機はキャンセルし、結局その日の夜遅く新幹線で帰宅したそうだ。あの時急用が入らなかったら一体どうなっていたか…!私は絶句するしかなかった。ウチの父は今も元気である。

今、私は追悼番組を片っ端から見ている。あのような大惨事が日本で実際に起こったなんて信じられない。コメントも出来ない。ただ震えた。

事故から20年、日本人の安全に対する意識は少しでも変わったのだろうか?

効率や利益を優先して最も大切なものを忘れてはいないか?

この場をお借りして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

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June 16, 2005

NTTドコモの失態

近所の名所が取り返しのつかない事に…!

大阪府池田市の古江古墳は、私の家から歩いて行ける場所にある。観光名所になるほど大きな古墳ではないのだが、貴重な文化財である事には違いはない。付近は田畑や植木屋が多く(要するに田舎)渋滞国道を避ける格好の抜け道コースも存在する。私も抜け道の恩恵に与ったことがある。多忙でしばらく見ないうちにその古江古墳がNTTドコモの工事の所為で取り返しのつかない状態になってしまった。今日のTVニュースを見て私は「あそこやん…マジ?」と絶句した。
私は工事そのものは別に悪くないと思っている。携帯基地は我が町でも必ず必要だろうからだ。文化財を調査し古墳をどこかに移すなど保護措置をした上でなら、古墳そのものを掘り返すのもアリだろう(私個人の心情的にはそれも嫌だ)。問題はそれが無許可すなわちゲリラ工事だったということだ。工事は現在中断されているそうだが、古江古墳はほぼ全壊されていてもう復旧はまず無理だと言う。全くNTTらしからぬ失態であろう。

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June 09, 2005

女性天皇の是非

最近皇室典範の改正問題が新聞を賑わせている。焦点は従来男系の男子によって継承されてきた皇位に関する事で、端的にいえば女性天皇を認めるべきか否かという問題であろう。もっと端的にいえば愛子さまの皇位継承の可否だと思う。

まず、私は女性天皇もありだと考える。だいたい側室(宮廷女官)を廃止した時点で、男系男子のみの継承方法ではいつか行き詰るだろうことは容易に予想できていた。現在天皇家に側室制度の復活がどう考えても不可能である以上、皇位継承方法も変わらざるを得ない。そもそも現在の皇室典範は憲法を頂点にした法体系の中の一法律に過ぎない。従って、皇室典範を時代に合わせて改正したり新しく作り変えたりするのは法理論上可能な筈だ。女性天皇が前代未聞ならまだしも、歴史的にも女性が天皇だったことがあるのだ。

女性天皇もありだとした場合、皇位継承権のある内親王の継承順位が問題になりうるが、これは男子優先でも男女を問わず第一子としてもかまわないと思う。ただお節介を承知で言えば、男子優先のほうが今の日本人の大多数にとってしっくりくると思うのだが。勿論、当事者である両陛下・皇太子ご夫妻のご意見をお聞きするのが大前提である。

しかし女性天皇も可能だというと、そこまでして天皇制を存続させる事に意味があるのかと言う問題が浮上する(それを言ってしまえばお終いだが)。これは個人の価値観にも左右されるので議論したところで結論など出ないと思われる。この問題、日本の歴史や文化をしっかり勉強しないと難しいかもしれないな。

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April 29, 2005

JR福知山線脱線事故その5

被害者の捜索活動が終了した。亡くなった方は106名だとニュースで報道されていたが、今後更に増える可能性がある。
阪神大震災は別格として、近年の事故や災害でこれほどの死傷者が出たことがあっただろうか?

今日は葬式だった。ウチの大学から大勢の教職員や学生が参列。私も焼香して手を合わせた。遺影は入学式に撮影した写真だそうで、満面の笑顔が痛かった。
麗らかな五月晴れの夏日にも拘らず、空気は重苦しく寒かった。

何故大惨事が起こったのか?恐らく原因は一つではあるまい。運転手の資質とJRの構造的欠陥・鉄道業界そのものが抱える問題など様々な要因が積み重なって大惨事に結びついたとも思える。
事故を引き起こした運転手は昨日死亡が確認された。亡くなって良かったと言うつもりは毛頭ないが、仮に生きていたら本人にとっても被害者の方々にとっても更に辛いことになっていたと思う。
願わくは国やJRが被害者の方々やそのご家族に誠実に対応してきちんと責任を取り、悲劇を繰り返さないようにしていかなければならない。
今回の事故が次の教訓に活かすこと、それこそが100人を超す御霊の供養になろう。
「死人に口なし」とばかりに運転手に全責任を押し付けてはならない。
そして、このような悲劇を繰り返さないために私たちでも出来ることを模索していこうと思っている。
現段階ではそれが一体何なのかまだ判らないけれど。

最後に、お亡くなりになった方々のご冥福と怪我をされた方々の一日も早いご回復を切にお祈りします。

*今日の更新:相撲観戦日記に横審総見レポート。心情的な理由から怪筆乱文になってしまった事を予めお詫びしたいと思います。葬式の日に相撲見物とは何事かけしからん!という罵声は甘んじて受けます。しかしそうしないと精神的に本当に参ってしまいそうでしたので・・・。
*JR福知山線脱線事故の記事はこれで終わりです。状況次第では追って書くことがあるかも知れませんが、現時点ではとてもこれ以上コメントできません…。

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April 28, 2005

JR福知山線脱線事故その4

最悪の事態になってしまった。
今まで災害や事故でこれほどの人命が失われただろうか?!

脱線事故から3日目になると、(事故に巻き込まれた身内がいる人を除いて)私の通う大学のキャンパスでは表面上は穏やかな時間を取り戻しつつあった。しかし我が大学の学生の中に未だ学校と連絡の取れない学生が数名いるらしい。
今朝私が大学の図書館で調べ物をしていたとき、突然校内放送のチャイムが鳴った。ウチの大学では教職員・学生の呼び出しは大抵メールや携帯で済ませてしまうため校内放送は余程の重大事項に限られる。嫌な胸騒ぎがしたのは恐らく私だけではなかったと思う。
校内放送の内容は、

我が大学の学生の訃報だった……!

その人は今年の新入生だった。一浪したので年齢は私と同じだが学年は1つ下(学部は違う)。野球が相当上手かったらしく、野球部員の知人が「有望な新人が入部すんねん♪」と喜んでいたのは恐らく彼のことだったと思う。長い受験勉強が終わって晴れて大学生という矢先で事故とは……!!

今日、私たちは学校をあげての黙祷に参加した。
重苦しい空気の中、すすり泣いている人もいた。

脱線事故の死者が100人を超えた。つまり少なくともその数の分だけの人生が失われたという事だ。そしてあの事故で少なくとも500人以上の人生が捻じ曲げられた筈だ。
JRはその事を重く受け止めなければならない。

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April 27, 2005

JR福知山線脱線事故その3

とうとう死者が90人を超えてしまいました……!!

脱線事故から2日経過した。
一晩寝て起きる度に、ニュースで報じられる被害が拡大していくのを見るのは本当に辛い。
不幸中の幸いと言うべきか、死者こそいなかったものの重軽傷を負った友人知人が多数いた(通学電車であったからある程度覚悟はしていた)。
流石に命に関るような重傷者はいなかったものの、彼らから当分入院するかもしれないというメールを受け取ると心が痛む。
無傷だった自分が何だか申し訳ないように思えて。

事故から時間がたつと事実が次々と明らかになり、おぼろげながら事故の全容も判ってきた。
確かに事故を起こした若い運転士の責任は重いと思う。何故以前から問題のあったような人間が運転席に座っていたのかという疑問は大いにある。
しかし今回の脱線事故はJRそして究極的には鉄道業界そのものが抱える問題に行き着くのではなかろうか。
大量の荷物(人間も含む)をいかに効率的に運搬するか』という命題が至上の掟になってしまい、人間社会にとって不可欠な安全がおろそかになっていたのではないか。
大事故や大事件の根にはいつも、基本を忘れ優先順位を間違えた事による歪みが見えてくる。
本末転倒とはまさにこのことだ

今回の脱線事故は確かに悲惨だ。
現代社会の問題点が何一つ変わらなかったという意味で。
JRはとりあえず犠牲者になられた方々とそのご家族、そして利用者に対して誠実にけじめをつけてほしい。
決して運転士ひとりに責任を押し付けてはならない。

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April 26, 2005

JR福知山線脱線事故その2

事故から一夜明けて被害は拡大する一方…。 

大惨事から一夜明けても、事故を思い出す度に震えが止まらない。
JR福知山線は今だ復旧の見込みはなさそうだ。私も暫くの間は阪急電車のお世話になると思う。
朝から実家の両親から私の携帯に何回も電話が掛かって来た。心配してくれているのが判るだけに掛けて来ないでとはちょっと言えない。

事故から丸1日以上経つと事故の様子が少しずつ判ってくる。素人の私には専門的な事柄は何一つ判らないが一乗客の視点からいくつか気付いた事があったので思い付いた順に書いてみる。

>先頭車両

一番被害が激しかった先頭車両の乗客の多くは学生だったと思われる。何故なら同志社前駅の改札口の位置からして前の方の車両に乗った方が都合がいいからだ。それが被害の拡大要因になったのであれば本当に気の毒としか言いようがない。

>8mのオーバーラン

これはおかしい。
阪急その他の私鉄と比べてJRは運転手の細かいミスが非常に多く5~10m程度のオーバーランは日常茶飯事である。停車位置が8m程ずれた程度のミスならそのまま済ませてしまう筈で、それを修正する為に1分半もかけていたとは思えない。
……と思っていたら実際のオーバーランは40mらしい。しかも運転手と車掌が口裏を合わせて嘘の報告をしたそうだ。もし本当だとしたら由々しき事である。

>置き石

これは99%あり得ない
事故当時(午前9時頃)は朝のラッシュの後半であるから当然短時間のうちに多くの電車が走っている。伊丹駅の時刻表を見れば判ると思うが、平日はAM9時台だけで少なくとも12本の電車が伊丹駅を通過した(伊丹駅に停車しない特急・回送はカウントしていない)。
同志社前行き快速とその直前の鈍行との時間差は川西池田駅で約10分、伊丹駅で約7分、塚口駅で約4分。わずか4分弱の間に線路に石を置く命知らずがいたとは到底考えられない。線路にあったという粉砕痕は恐らく線路に敷いてあった砂利であろう。

JRは置き石の可能性をやたら強調するが、事故の原因究明というより責任逃れの材料探しの印象が強かった。被害者の方々に申し訳ないという気持ちが少しでもあるのなら、姑息な小細工は止めて欲しい。

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April 25, 2005

JR福知山線脱線事故

血の気引きましたよマジで……!!

今朝いつもより早めに家を出た私は、午前9時前にJR川西池田駅から快速電車に乗った。普段であれば午前9時過ぎの快速に乗るのだが、今日に限って1本早い電車に間に合ったので「ラッキー♪」と思ってその電車に乗った。それが文字通り命拾いになるとは夢にも思わずに…。
大学で授業を受けた後、血相を変えた友人達が私に「大丈夫だった?」と聞いてきた。
呑気に「何が?」と返した私に、友人達は「とにかくニュース聞きな(怒)」とラジオを渡してくれた。ラジオで脱線事故を知った私は本当に背筋が寒くなった。あの時いつも乗る快速に乗っていたなら、私も間違いなく事故に巻き込まれていた。私が電車の座席で居眠りしていた間に同じ路線で大惨事が起こっていたなんて想像もしなかったよ!

昼過ぎに私の携帯電話が鳴った。実家の母からだった。私が「大丈夫だったよ」と言うと母は電話の向こうで号泣していた。

偶然で人生が変わることはよくあるが、人の生死を紙一重で分けるのも偶然であることも非常に多い。私はそれを阪神大震災で嫌というほど思い知らされた。震災も事故も自分独りの力では防ぎようがないから尚更だ。
TVで脱線事故のニュースを見ると、時間が経てば経つほどひどい大惨事だった事が判って血の気が引いた。事故現場は塚口-尼崎間の一番カーブのきつい所で私もよく知っている場所だ。よほど心配をかけてしまったと見えて、両親や姉から「電車1本で助かった命を大事にしなさいよ!」と怒鳴られた。

事故で犠牲になられた方々には心からご冥福をお祈りします。

*今日の更新:番付発表に伴い「若麒麟の部屋」更新。幕下降格・・・(TT)

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April 17, 2005

反日デモが止まらない

中国でまた大規模な反日デモが起こった。今度もまた日本関係の建物が襲われ、日本人がひどい目にあっているという。またか。これでは中国政府が後ろから煽っていると思われても仕方あるまい。日中関係は以前からも決して良好とは言えず、常に何らかの火種を抱えているが、今になって何故ここまで過激化したのか?
今回に限って事態がこれほどまでに悪化した原因は色々考えられる。歴史教科書問題、靖国問題、ガス田開発問題、常任理事国問題…などなどパッと思い付くだけでも火種はかなり多い。しかし今朝のニュースを見て何となく鍵のようなものを見つけたと思った。日本はこれまでずっと中国・韓国に対して土下座外交を繰り返してきたが、最近何らかの理由で自己主張をし始めたのが両国の気に障ったのだろうか?とすればこれまでの日本外交そのものが間違っていたということだろう。素人の私でも一目瞭然の「売国奴」政治家は結構いる。
この問題は日本・中国の深層に関わるほど根が深く、一朝一夕には解決しないだろう。しかし日中の関係を両国共に納得する形に構築し直すには、今がよい機会だと思う。

*去る4/15、靖国神社で奉納相撲が行われました。我が若麒麟の姿はありませんでした・・・。判っていたとは言え、気持ちが欝です・・・。

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April 12, 2005

中国の反日デモ

最近のニュースを見ると、中国で何か凄いことになっているらしい。
私より一回り年上の従兄が北京大学に長期留学したことがあり、話をたくさん聞いただけに、その時の緊張した空気が手に取るように判るような気がする。従兄は留学当時も日本の戦争責任云々で議論を仕掛けられたり袋叩きに逢ったりしたことは一度や二度ではなかったらしい。
それにしても今回の騒ぎはひどい。どう見ても当局が煽っているとしか思えない。中国での国内不安を反日に向ける必要があるとか、日本の教科書問題や常任理事国入り問題など幾つもの背景や要因が重なっての事態なのだろうが、それらと在中国邦人や日系企業に対する蛮行が許されるか否かは別問題だろう。少し前の西安大学での事件は明らかにこちらが悪いが、今回は明らかに非は向こうにある。
中国は未だに人権概念がなく、民度も低い。こういう国で3年後に五輪が開かれるのである。今からこれでは先が思いやられる。五輪で日本代表選手が襲われた、なんてニュースが連日マスコミを騒がす事態にならなければよいが。

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March 26, 2005

安楽死の問題

昨日、川崎の筋弛緩剤事件に地裁判決が出た(判決要旨)。
判決理由に目を通した限りでは被告の女医にとっては厳しい判決だと言えよう。執行猶予が付いたとは言え、殺人罪が成立したのだから。
実はこの安楽死問題(厳密に言えば積極的安楽死)、法律を勉強する人間にとっても非常に難しい問題である。勿論、人命に関わる問題であるから簡単な筈がないのだが。この手の問題に対する指針になるべき確立した最高裁判例は未だ存在していない。下級審レベルでは安楽死を肯定するための基準を判決理由に盛り込んでいるものもあるのだが、その時その時の状況次第でどうにでもなる、というのが実情のようである。
私は積極的安楽死を認めるべきではないと思う。延命治療の中止(消極的安楽死)ならまだしも、安らかに死なせる為に「殺害」する(つまりこれが積極的安楽死である)権利は本人以外の誰にもないと思う。例え医者や家族(親・配偶者)であっても他人の命を勝手にどうこうする事は許されない筈。仮に私が同じ立場になっても嫌だ(死ぬのも死なせるのも)。
それに安楽死を完全肯定すると、別の問題が浮上する可能性が生ずる。介護に疲れたから、或いは遺産が欲しいからといった利己的な理由で安易な安楽死を選択する遺族が出ないという保障はどこにもない。

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